頭Bメロが凄くいい話
みなさん、ラブライブ!スーパースターの6話観ましたか
毎回かなり楽しませてもらってるんですが6話は特に飛び抜けて良かった…
と、感想書いてもいいんですけど
今回は挿入歌の話です。
メロディがいい、歌詞がいい、新たに加入した千砂都のボーカルがいい、みたいな話も勿論そうなんだけど
「Bメロ始まり」なところにかなりグッときました。厳密にはBメロの変形なんだけども
頭Bメロ、っていうキーワードが音楽的によく使われてるかはっきりとは覚えてないんだけど
こいずみの記憶にしっかりあるエピソードとして亀田音楽学校って番組の中でいきものがかりの水野さんが『「風は吹いている」は頭Bメロなんですよ』ってしたり顔で語るくだりがあるんだけど
これは邦楽ポップスの歴史を紐解く中で「頭サビ」というスタイルが徐々に浸透していった話を受けてのことで、この対談を見てる時に確かに風は吹いているは珍しい構成だなーと思ってた。ただ一方で、頭Bメロといいつつ、聖恵ちゃんのアカペラどソロで始まるし、実質「頭サビをするための前奏」みたいなニュアンスでもあるし、結局この曲は頭サビなんじゃ…とも思った
んで、スーパースターの挿入歌の話に戻るんだけど。
風は吹いているの、サビありきのBメロとはまた違った使い方してて凄く良いな〜と思ったんですよ。
アニメを見てる側からしたら、曲を全く知らないからバラードかな?って思い込ませるようなスローな入りで。でも一転してアップテンポに変わる作りが凄くよくて。
そのバラードかな?って印象づけるために、Bメロの立ち位置をうまいこと使ってあって。
JPOPに置いてA、B、サビって構成の時によく、AメロとサビがメジャーコードでBメロは雰囲気を変えるためにマイナーコードで構成されるのがよく使われてて、頭Bメロを使うっていうのはそのマイナー感をグッと強調するのに一役買ってるわけでして
まぁ色々書いたんですけど、頭空っぽにして聞いても最高に良い曲です。良かったら聞いてみて下さい